介護従事者の方に朗報です!本日から大阪府の介護従事者に対しての慰労金申請始まりました!
どうも!カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。7月27日より「介護従事者」「医療従事者」が対象になる慰労金の申請が始まりました。4月ぐらいには予算編成で組まれていたときは「もらうにも審査のハードルが高いものだろう?」と期待薄でしたが、今回、発表された内容と大阪府庁への問い合わせをし思ったことは、給付までの期間も申請書類も事業所側にとって「しっかり考えてくれてるやん!」と心から思いました。今回はその概要を簡単になりますがお伝えできればと思っています。
それでは本題に入ります。
目次
・慰労金の給付額について
・申請日時について
・申請の流れ
・慰労金の給付対象者は?
・私自身が大阪府庁に問い合わせした内容をもとにさらに細かい内容を投稿します
・最後に・・・
慰労金の給付金額について
介護サービス事業所、 施設等に勤務する職員に対する慰労金の金額はコロナウイルス感染者に濃厚接触した介護職員1人に対して20万円を支給。それ以外の介護職員に対しては5万円の支給となっています。今回の給付の対象は、事務職員も対象になっています。ただし事務職員の方が利用者と接触するという前提になります。施設の中で利用者様対応をしていたり事務所に利用者様が相談や遊びに来ることがあるといった内容で良いそうです。
申請日時について
申請には第1次から第3次までの受付があります。
スケジュールは以下の通りです。
《第1次受付》7月27日から7月31日
《第2次受付》8月15日から8月31日
《第3次受付》9月15日から9月30日
以上のようになっています。
また、 慰労金の振り込みは申請してから翌月末ごろの予定になっています 。
申請の流れ
簡単な申請の流れとして要約して必要な内容のみを書いています。
①慰労金の対象となる職員の『慰労金の代理受領の委任状』 を集める※委任状は原則、大阪府に提出する必要はなし。 ただし申請の流れとしては先に委任状が必要。
②申請書を作成し大阪府に提出を行う。
③大阪府が申請内容を確認後、事業所に慰労金が交付される
④事業所から慰労金対象の職員に対して慰労金を給付する
⑤給付後、1ヶ月以内に大阪府に実績の報告を行う。
申請書類の内容を見ましたが、私の意見としては行政が提出を求める書類の割にはまだ優しい内容のように感じました。基本、このような書類は無駄に難しい印象があったので今回の提出書類を見てほっとしました。
慰労金の給付対象者は?
給付対象者はもちろん現場で利用者様に関わっていなければなりません。
令和2年1月25日から令和2年6月30日までの間に通算して10日以上勤務した職員が今季あの対象になっています。
私個人的な意見ではなかなか対象期間も長く給付対象者が出来るだけ漏れることがないような決定だと感じています。
私自身が大阪府庁に問い合わせした内容をもとにさらに細かい内容を投稿します。
①障害と介護のサービスを合算して10日で良いそうです。※ ただし介護か障害のどちらか1つを選び給付金の申請を行う
②役員も対象
③ 書類申請の基本的な流れは委任状を取ってから申請書を提出するよ うです※ただし委任状は提出せず事業所の方で保管するものとする
④地域支援事業である移動支援なども日数の対象に含まれる
⑤事務職員も利用者様と関わることがあるのならば対象である※ 原則、 大阪府の判断として利用者様を対応したことを証明する書類は不要 のようです
【参考HP】
申請書類、 詳細が分かる大阪府庁のページを参考に備え付けしておきます。
最後に・・・
私なりに要約した内容なので大阪府庁のページを見ればさらにわか ると思います。
また疑問点がある場合は問い合わせ先として
《大阪府慰労金交付事業コールセンター》
050-3161-6019
がありますが中々繋がりません(汗)私自身、何度も電話しやっと繋がりたくさん質問させていただきました。まだまだ、コロナ感染者が落ち着かない中、 介護従事者としてたくさんの気遣いが必要になってきます。そして、利用者様の生活に関わる仕事だからこそ緊急事態宣言が出されようと休むことができない業種です。介護従事者は利用者様の生活を支え、質の向上を行っていくことが職務です。「生活」は「命」です。衣食住が成り立たなければ生きることはできません。このような感染症が蔓延している中、常に自分自身の命と利用者様の命がリスクにあると気を引き締めて業務に取り掛からなければなりません。
自分の健康が利用者様の健康につながる!ということをしっかりと意 識し、感染予防を心がけ介護の現場に取り組んでいくことが必要になってきます。
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