私も苦労しました。介護福祉士が説明する!介護福祉士を取得するための要件とは?
今回、介護福祉士を取得するための要件という所に関して、「必要な資格」「実務経験」という2点に関して深堀してみました。ぜひ、「今後、福祉分野で活躍していきたい!」という方の参考になれればと思い今回の記事を取り上げました。
それでは、本題に入りましょう!!
目次
・介護福祉士を取得するメリットは?
・介護福祉士になるために必要な実務経験とは?
・介護福祉士の資格の要件に関して
・最後に・・・
介護福祉士を取得するメリットは?
介護福祉士を取得することにより4つのメリットがあります。
①サービス提供責任者になることができる※実務者研修の資格を持っている方もも可能
②会社によっては資格による給与のUPあり
③加算要件に役立つ。※特定事業所加算など要件の中に、介護福祉士が〇%以上のサービスを担当しているという要件があります。国家資格を持った方がたくさんいる事業所は比較的加算要件をクリアしやすく会社として介護福祉士を取得している方が働いてくれることはメリットになります。
④就職活動にも役立ちます
以上になります。私自身、介護福祉士の資格を取得していて良かったと思うことも多々あります。介護業界で働くならぜひともオススメいたします。
ここからは介護福祉士国家資格を取得するための要件をお伝えできればと思っています。
介護福祉士になるために必要な実務経験とは?
介護福祉士を取得するには、福祉業界での実務経験3年以上かつ540日以上の勤務と決められています。そして気になる実務経験という所にも職種の範囲があります。対象となる職種を紹介していこうと思います。今回、わかりやすくするため「児童福祉」「障がい分野」「高齢者の分野」と分野分けしようと思います。
☞児童福祉分野における実務経験が反映する職種と職場
児童発達支援、放課後等デイサービス、障害児入所施設、児童発達支援センター、保育所等訪問支援、居宅訪問型児童発達支援、知的障害児施設、自閉症児施設、知的障害児通園施設、盲児施設、ろうあ児施設、難聴幼児通園施設、肢体不自由児施設、肢体不自由児通園施設、肢体不自由児療護施設、重症心身障害児施設、重症心身障害児(者)通園事業、肢体不自由児施設または重症心身障害児施設の委託を受けた指定医療機関(国立高度専門医療研究センター及び独立行政法人国立病院機構の設置する医療機関であって厚生労働大臣の指定するもの)、
この中でも最近ではよく見られる放課後等デイサービスに目が行きますね。
☞障がい分野における実務経験が反映する職種と職場
居宅介護、重度訪問介護、行動援護、同行援護、移動支援事業、障害者更生援護施設福祉ホーム、身体障害者自立支援、日中一時支援、生活サポート、経過的デイサービス事業、盲ろう者向け通訳・介助員派遣事業、訪問入浴サービス、地域活動支援センター、精神障害者社会復帰施設、在宅重度障害者通所援護事業、知的障害者通所援護事業、障害者デイサービス事業、短期入所、障害者支援施設、療養介護、生活介護、児童デイサービス、共同生活介護、グループホーム、、自立訓練、就労移行支援※就労継続支援、知的障害者援護施設
☞高齢者分野における実務経験が反映する職種と職場
訪問介護、訪問入浴介護、介護予防訪問入浴介護、認知症対応型共同生活介護、介護予防認知症対応型共同生活介護、介護老人保健施設、介護医療院、指定通所リハビリテーション、介護予防通所リハビリテーション、短期入所療養介護、介護予防短期入所療養介護、特定施設入居者生活介護、介護予防特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、サービス付き高齢者向け住宅、定期巡回・随時対応型訪問介護看護、夜間対応型訪問介護、デイサービスセンター、通所介護※指定療養通所介護を含む、地域密着型通所介護、介護予防通所介護、認知症対応型通所介護、指護予防認知症対応型通所介護、老人短期入所施設、指定短期入所生活介護、指定介護予防短期入所生活介護、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設、地域密着型介護老人福祉施設、軽費老人ホーム、ケアハウス、有料老人ホーム、小規模多機能型居宅介護、介護予防小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)、訪問看護、介護予防訪問看護
その他、救護施設など多岐にわたっての職種の範囲があります。
介護福祉士の資格の要件に関して
現在(令和2年7月)、介護福祉士の資格を取得するには、実務者研修の資格の取得が必須になっています。以前は必須ではなく実務者研修の資格があれば実技の試験の免除という扱いでした。※昔は筆記試験と実技試験がありどちらも取得する必要がありました。
平成28年度(平成29年度の試験)からは実務試験がなくなり実務者研修の資格の取得が必須になりました。
介護福祉士を取得したいが実務者研修の資格を取得する料金的なところでためらう方もいます。私自身このようなことで相談を受けることもあります。このこともあり、介護の仕事を始める方でもこの際だから「初任者研修(旧、ヘルパー2級)」よりも実務者研修を取っておこうという方が多いようです。
どうせなら安く!そして、現場で生きる知識を学べるカイゴミライズアカデミーを選んでいただければ幸いです。講師である私自身が一生懸命に頑張ることを誓います。
最後に・・・
介護福祉士の資格を目指している方は、実務経験をしっかり満たしているかどうか要件の確認を行っておくことがベストでしょう。しかし、一部実務経験としてカウントされない職種もあるので注意が必要です。ま
た、介護福祉士の国家資格を受ける際には「実務者経験証明書」という書類を今まで勤務してきた会社に書いてもらわなければなりません。よくある話ですが「あの会社とは連絡を取りたくない」「前の会社とは連絡を取るのが気まずい」ということがないよう気を付ける必要があります。
今後、福祉分野で働くには「介護福祉士」は必要度が高い間違いありません。今後、高齢化社会が進んでいく中、社会的にも必要とされる資格になってきます。