まだまだ不便な現代社会!本当に必要!?脱ハンコ!介護業界からの見解!!②
どうも!カイゴミライズアカデミーで講師を務めます河野つなきです。前回記事にした脱ハンコについての後編を投稿していきます。私の個人的な意見が大いに感じる投稿になっていますのでそこのところご了承をいただければと思っています。ちなみに前半には
①介護業界からのハンコ文化の見解
②脱ハンコのメリット
③脱ハンコの問題
をテーマに投稿させていただきました。ご興味ある方はその投稿も読んでいただければ幸いです。
それでは後半!本題に入りましょう!!
目次
・ハンコの代わりになるものとは?
・最後に・・・
ハンコの代わりになるものとは?
まずハンコの代わりには何を使用すれば良いのかと言う問題になります。
署名!これによってハンコが必要なく本人の確認ができます。直接市役所に行って申請をする方もハンコなしで書類の申請を進めることができます。
また最近では、iPhoneやスマートフォン等を使って直接、書類に署名すること。そして、手軽に証明書などの本人確認が出来る身分証明書の写真を送信できる時代です。このような方法を使えば身分証明書等あらゆるものをデータ化し本人の確認することができます。
最近ではメールの文章や契約時の音声などを残すことにより契約間での差異がないかなどの証拠を残している企業も多い様です。何か問題になったときに役立つようですね。
ただし、現時点では行政上の手続きで、法律上『対面原則』と決められている手続きも多くあります。
私もこの内容に関しては一部は賛成です。
生活保護の不正受給や障がい者手帳の申請に対しては慎重な判断が必要なものもなります。虚偽申請の恐れもあるので実際に対面する必要があります。こんな時代だからこそZOOMなどで解消できればすごく便利になりますね。ただし、介護を受けるための認定調査に対してはまだまだ難しい状況になっています。
最後に・・・
コロナという問題によりたくさんの人たちの行動が制限されました。また、不安も広がり社会的に大きなダメージを与えているのが現状です。しかし、その反面、コロナによってVRや仮想現実やZOOMなど。遠くにいる人たち同士でも実際にあっているようなコミュニケーションをとれる方法や現地に行かなくても体験できる方法ということに関しては、大きな進歩がみられました。このような進歩は働き方やライフスタイルに影響を及ぼしました。
便利な社会になっていくことにより「今でもこんなことが必要なの?」といった問題が浮き彫りになりました。
脱ハンコを進めることにより、すべての書類をオンライン化する事は適切ではありません。それをすることにより高齢の方などわからない人も出てくると言うことです。そして、すべての手続きにハンコをなくすと言うことも実際は難しいことだと思います。銀行印や実印など日本全体で深く浸透している文化をすぐに撤去することは難しいと思われます。そして、面倒だからからこそ本人確認が出来る事もあります。私自身、ハンコというものに芸術を感じているのも確かです。
三文判はともかく、会社員や銀行員や実印など。2つと存在しないハンコに対しては、魅力を感じています。これは日本のハンコ文化が生み出した芸術品だと感じています。
ただ、シンプルな考えになりますが、何でもかんでも印鑑を押し書類の申請や請求をしなければならないと言うのは手間ひまがかかって本当に面倒です。
必要なものは必要!いらないものはいらない!!
今後変わっていく日本の未来が楽しみです。