和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

ヘルパー学校の講師としてどのような想いをもって受講生さんと成長していきたいか!?また、私が考えるプロ意識の高いヘルパーさんとは!?

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。私は、2021年4月からカイゴミライズアカデミーの講師として受講生さんの方とともに今でも勉強をせて頂いています。教える立場として苦手な勉強も精力的に勤めています。

今回は、私が講師として「どのような想いをもって受講生さんを接し、どのようなヘルパーさんになって現場で活躍して欲しいか」また、「プロ意識をもって現場で活躍して欲しい!じゃあプロ意識ってなんだ!?」と言う様な事を、かなり個人的な意見も含めてになりますが、この投稿で伝えていければと思っています。

それでは、本題に入りましょう。

目次

・私がヘルパーさんになって感じる想いは!?

・私が考える。プロ意識の高いヘルパーさんとは!?

・最後に・・・

私がヘルパーさんになって感じる想いは

介護というサービス業はヘルパーさんの人格や知識や技術でそのサービスを受ける利用者さんの人生に影響するものだと、私は長い期間、介護の現場で働きそのように感じています。

それは利用者さんの「生活=人生」を支えるのがヘルパーさんの仕事だからです。

生命を守るため医師や看護師の仕事もちろん大事だと思います。それに劣らず生活を守るヘルパーさんの仕事も十分に大事なことです。ヘルパーさんの資格は、医師免許や看護師の資格と比較しハードルは低く、社会の位置づけに関してもそれらの仕事と比べると正直、高い基準とは言えないのが実際です。しかし、私は介護の仕事にプライドとプロ意識持ってヘルパーの仕事は利用者さんの生活上必要不可欠なものと意識し介護の現場に励んでいます。

私が考える。プロ意識の高いヘルパーさんとは!?

資格をたくさん持っていようが、経験を積んでいようが、プロのヘルパーとは限りません。

それは、利用者さんは個々によってケースが違うからです。新しく関わる利用者さんとは、一から信頼関係を築くところから入ります。この介護の仕事は信頼関係が重要な業務です。特に訪問介護は利用者さんの自宅での業務になります。信頼関係がない人を自宅に入れるのは不安になるはずです。信頼関係が前提で成り立つ仕事ということです。

また、信頼関係があるからこそ隠れたニーズといったものが徐々に出てきます。利用者さんと浅い関係性では、本当に利用者さんが悩んでいることを聞き出せないことも多々あります。「何でも話せるヘルパーさん」そこまでの信頼関係にたどり着くのは大変なことです。

まず、信頼関係を築くには、自分の一生懸命な気持ちを利用者さんに伝えることが大事です。技術や知識も大事ですが、私はそれ以上に「誠意や熱意」といった目に見えない精神的な観点やそのヘルパーさんが持つ人格といった部分が大切だと考えています。

もちろん知識や技術も大事です。知識や技術が足りないこと。無知や技術不足によって事故や信頼関係を崩してしまうといったケースもあります。ただ、知識や技術は授業でも習えます。

参考書を読めば頭に入ります。私が考える資格や知識や技術は、そのヘルパーさんとしての自信と根拠につながるものだと考えています。

私は、良く受講生さんの方にお伝えすることがあります。それは「資格の取得はただのスタート地点です。この資格をもって何を成すかが大事です」という言葉です。

だからこそ自分が講師になった今、技術や知識はもちろんのこと。「熱意」「誠意」「利用者さんのことを好きになる」といったような部分を自分の経験や想いを通して授業内容を設計することにより、カイゴミライズアカデミーを卒業していく方には「介護に対する想い」の部分も同時に学んで欲しいと考えています。

最後に・・・

実務者研修者の資格を取得しサービス提供責任者になれば連絡ミスやスケジュール調整のミスなど利用者様とのトラブルも経験すると思います。その他にも故意ではなく物を破損してしまうことも多々あります。そんな問題が発生したときに

「信頼関係が出来ていない利用者間でのミス」

「信頼関係が出来ている利用者間でのミス」

同じ問題でも前者と後者では、問題が大きくなったり小さくなったりするのが実際です。

今回投稿してきた内容は、知識や技術とは違い。テキストや参考書を見て覚えるだけでは解決する内容ではありません。だからこそ大変、難しいことだと思います。

「表情」「受け答え」「利用者さんに対しての障害・疾病理解」「仕事への思い入れ」現場によっては足音や声の音量や声色も関係してきます。これらのことをシビアに考えて利用者さんと接する反面、固くなりすぎないよう自己開示し相手を受け入れなければなりません。

以上のこと。私自身もできていませんが、大事な心掛けとは思っています。

私は介護の講師として、人を教える立場になるわけです。ただ実際は、今も受講生さんとともに成長できる場面が多々あります。

共に知識や技術、意識や人格を高めあえるような介護の学校を開校していくことを目標に日々、努力していきます。

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