生きとし生けるものシリーズ④
こんにちは。生き物大好きの株式会社こうのとり総務部のH事務員です。
私たちの周りには、たくさんの生き物が生活し、私たち同様、一生懸命に生きています。
同じ地球に住む仲間として、いつか命尽きる日までお互いに頑張っていけたら良いなぁと思うのです。
今回私がご紹介するのは、㈱こうのとり(和泉市池田下町236-1)の事務所より徒歩5分程の、とある水田で見つけた “ケリさん” です。
目次
・ケリさんの特徴
・ “ケリさん”は鳴き声が名前の由来
・子育て中のケリさんには要注意!!
・ 絶滅危惧種??!
ケリさんの特徴
“ケリさん”はチドリ目チドリ科タゲリ属に分類されている野鳥です。
大きさは “鳩さん”と同じくらいか、少し大きいくらいです。
とてもスマートで、足も長いので、少しうらやましいです…。
口ばしと目の周りが黄色で、飛び立つと白い羽が見えてとても美しいのです。
“ケリさん”は鳴き声が名前の由来
“ケリさん”の鳴き声は、『ケリケリケリ…』『キリキリキリ…』少し高めで、なかなかの声量です。
最近、スタッフHは 早朝の“ケリさん”のさえずり?(うるさいです)で目を覚まします。
もし“ケリさん”とお話できるなら『もう少し、寝かせておくれ』と、お伝えしたいところです。
子育て中のケリさんには要注意!!
巣は水田に作ります。3月~7月くらいに水田を見てみると、こんもりとした山のようなものがあることがあります。
水田や畔に巣を作るので、人の手によって壊されてしまうこともありますが、壊されても壊されても、何度も作り直すのだそうです。粘り強いところは、見習いたいですね。
“ケリさん”は気性が荒い鳥として有名です。
特に繁殖期が一番気性が荒くなると言われ、縄張りに入ってきた敵に威嚇・攻撃をしにいきます。人間に対しても威嚇してきます。我が子を守るために自分より大きな敵にも立ち向かうのですね。
子育て中の“ケリさん”は、なるべく遠くから、そぉっと観察しましょう。
絶滅危惧種??!
比較的全国各地で姿が見られる“ケリさん”ですが、県によっては絶滅危惧種に指定されています。絶滅危惧種に指定されているのは福島県、埼玉県、千葉県、高知県です。
自分の辺りでは姿が見られるので、地域限定とはいえ、絶滅危惧種に指定されているのは意外でした。様々な原因で子孫を残すのが難しくなってきているのですね。
まとめ
- “ケリさん”は早起き。
- 子育て中の“ケリさん”は、暖かく見守りましょう。
- あきらめない精神の持ち主。
- 地域限定絶滅危惧種。
- ㈱こうのとりの事務所周辺には、自然がいっぱい残っています。
余談ですが…
同じ水田で、ジャンボタニシのピンクの卵を発見しました。
毒があるので、素手で触るのはNGです。