介護職未経験の方必見!介護福祉業界へ転職すると20万円支給!!2021年4月導入予定の「介護職就職支援金貸付事業」の概要と今後の動向。
どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます河野つなきです。
今回、介護職未経験の方が新たに福祉業界へ就職すると受けることができる『介護職就職支援金貸付事業』について説明していきたいと思います。各都道府県の管轄となりますので詳しい内容は都道府県の社会福祉協議会にお問い合わせください。※なお私は住んでいる大阪府の管轄は『大阪福祉人材支援センター』になります。
それでは概要の説明と私自身が問い合わせた内容も踏まえて投稿していきますのでどうかご参考になっていただければと思います。
目次
・『介護職就職支援金貸付事業』の対象者は?
・現段階の『介護職就職支援金貸付制度』の動向
・貸付される20万円の使い道はどのようなことが認められているのか?
・最後に…
『介護職就職支援金貸付事業』の対象者は?
まだ介護職の経験がなく新たに資格を取得され2021年4月以降に介護従事者として就職した場合に貸付できるといった制度になっております。
こちらの制度では、20万円の貸付制度を受けることができます
ただし注意しなければならないのが介護従事者として勤務し2年以上働かなければ貸付したお金を返済しなければならないと言う点です。
介護の人材不足の解消、また、長期雇用をすることが目的であるため貸付制度を利用しすぐに退職するといった事はできない制度になっています。また、『介護職就職支援金貸付事業』はまだ確定した内容は決まられていないようなので、情報が入って着次第、ホームページへ投稿していきたいと思います。
現段階の『介護職就職支援金貸付制度』の動向。
もともとこの制度は2020年12月ごろに厚生労働省から発表された制度であり、その当時は、2021年4月から導入開始をする予定でした。
しかし、実際のところその内容も定かではなく開始する時期も不明のようです
私自身、2021年8月16日私が住む大阪の管轄である『大阪福祉人材支援センター』に確認したところ『まだ大阪府と話し合いをしながら決めている段階なのでしっかりとした内容と時期は今のところお伝えすることができません。』と言うお返事でした。
またその都度決まり次第、大阪福祉人材センターの公式ホームページにてお知らせしていくのでそちらの方を確認していただきたいとのことで返答をいただいています。
決定次第、公表されるホームページを下記に貼り付けておきます。
貸付される20万円の使い道はどのようなことが認められているのか?
今回、厚生労働省の発表では、貸付される20万円は、仕事の時に使用する衣類や勉強にかかる費用、子供の預け先にかかる費用、転居にかかる費用など幅広く活用することができます。ただし、今のところ提出書類も定かではないので『20万円を何に使用するか?』と貸付けすることに対しての理由付けを求められる可能性も大いにあります。まだ、申請書類の内容も確認できていない現状況では何を求められるのか?また、手続きに手間はかかるのか?支給方法はどのように行われるか?などが不明なのでまだまだ、不安要素が残る制度だと個人的に考えています。
最後に…
介護業界の人材不足は昔から今日に至るまで解消されない大きな問題です。今後も高齢化が進む中、介護の仕事のニーズは増えていくことが目に見えています。
その中、介護に従事する方の割合は低く、日本が抱える高齢者問題のニーズと介護従事者の割合が比例しないデータが見られています。
今回『介護職就職支援金貸付事業』を導入する方向性にもこのような背景があるようです。特定の仕事につけば行政から支援金がいただけると言う前例は今までであまり聞いたことがありませんよね。それほど現在の日本では高齢化社会が問題となってきています。
是非これから介護職に転職する方。そして、介護職に興味がある方の参考になればと思いこのような投稿させていただきました。
今後『介護職就職支援金貸付制度』が少しでも福祉の発展につながるよう期待をし自分自身アンテナを張り、この場を借りてさらに有益な情報を提供していきたいと思います。
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