和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン5「社会の理解〜社会構造〜」

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます河野つなきです。今回も介護福祉士の試験分野を勉強し、まとめたところを皆様にお伝えしていければと思っております。今回は「社会の理解」から社会構造」について投稿していきたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。それでは介護福祉士試験期日まで合格を街道を共に突っ走りましょう。

目次

・社会構造の変化

・人口構成の変化について

・平均世帯人員数について

・まとめ、感想

社会構造の変化

日本では高度経済成長期以降、社会構造が大きく変化してきました。バブル経済崩壊以降は就業構造の変化や雇用形態の変化も目立ってきています。また高齢者の就業率に関しても増加傾向にあります。それではそれらについての説明していきます。

【正規雇用者と非正規雇用者】

2008年から正規雇用者数は減少していき、2014年にその人数も底をうちました。またその反面、非正規雇用者数は増加傾向が進んでおり、2020年には非正規雇用者数が就業者数に占める割合が約38%となっています。また、賃金格差も大きく、2019年時点では正規雇用者は平均時給2021円。それに対して非正規雇用者は平均時給1337円となっています。

【正規雇用者とは】

フルタイムで働き、事業主と継続的な雇用関係にあるもののことをいいます。

【非正規雇用者とは】

アルバイトパートタイマー、契約社員、派遣社員など様々な雇用形態のことをいいます。非正規雇用者の中でもパート、アルバイトの割合が全体の7割近くを占めています。

【高齢者の非正規雇用者】

65歳以上で働いている方は24.9%となっており増加傾向に見られます。また役員を除く65歳以上の雇用者の雇用形態をみると非正規雇用者が7割以上を占めています。

人口構成の変化について

近年、日本では家族の小規模化と高齢化が目立ってきています。その要因としては「工業化の進展」「大家族制から夫婦家族制への変化」「出生率の変化」などが挙げられます。データを見ると一般世帯は増加傾向にありますが、2011年以降から総人口数は減少しています。

平均世帯人員数について

2019年の世帯数は約5179万世帯とされており平均世帯人員数は2.39人です。1950年代のほぼ半数になっています。また世帯構造は①「夫婦と未婚の子のみの世帯」②「単独世帯」③「夫婦のみの世帯」の順番で多くなっており、核家族が圧倒的に多い。

【高齢者と共に過ごしている世帯数】

65歳以上の高齢者がいる世帯数の割合は増え続けています。

1989年には27.3%だったのが2019年には49.4%と約半数の世帯に65歳以上の高齢者が存在しているとされています

【一人暮らしの高齢者の増加】

高齢者だけの世帯のことを「高齢者世帯」といいます。高齢者世帯は増加し続けており、特に一人暮らしをしている高齢者(単独世帯)の増加が目立ってきています。また未婚の子供と同居する高齢者も増えてきています。高齢者だけの世帯の割合は全世帯の28.8%となっています。

まとめ、感想

私たちの周りの家族の方はどうでしょうか。そんな私も今は南大阪にある実家を出て親と違う世帯で生活をしています。私の父母ともに65歳以上になりますので高齢者世帯となります。やっぱり親の体調などが不安になってきます。

少子高齢化が見られる中、今後の日本の発展や動向については心配になります。また、65歳以上になってもいまだに現役で働いている方も多く年金だけでは生活できない現状もあり、この先高齢者になってからの就業率に関しても不安になってきます。また雇用形態についても最近では様々な形態が存在し、安定した期間と安定した収入を得られなく不安を持って生活している方も多い傾向になります。

このような日本がどのように進化していくか?また、後退していくのか?私情での話しになりました。最後の投稿に関しては試験範囲ではないので特に気になさらないでください。

本日も勉強お疲れ様でした。引き続き介護福祉士の資格取得に向けて勉強していきましょう。

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