和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン84「発達と老化の理解〜先天性疾患〜」

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。今回も介護福祉士の試験範囲から発達と老化の理解」について解説していきます。今回、解説していく内容は、「先天性疾患」についてまとめていきたいと思います。

先天性疾患とは生まれつきの異常や疾患を患っている状態であり、遺伝子や環境因子など様々な原因でなります。

そして、先天性疾患でも様々なものがあります。ここではダウン症候群と脳性麻痺について解説していきたいと思います。

目次

・ダウン症候群

・脳性麻痺

・まとめ、感想

ダウン症候群

【特徴】

染色体異常が原因により発症します。通常、人の染色体は、1番目から22番目までの常染色体2本(1対)ずつと、性染色体2本からなるが、ダウン症の場合は21番目の常染色体が3本あります。(21トリソミー)

【原因】

染色体異常により発症。

【症状】

顔に特徴があり、知的障害、難病、先天性疾患などがすることが多い。また、低身長、肥満、心臓が弱いなどの特徴もあります。

【治療方法】

特になし。合併症への注意を行う必要があります。

脳性麻痺

【特徴】

受精から生後4週以内までに、何らかの原因で起こった脳の損傷により、運動機能の障害が引き起こされたものです。脳性麻痺も4つのタイプがあります。

①筋肉が亢進する「痙直型」

自分の意思とは関係なく体が勝手に動いてしまう不随意運動が主な症状の「アテトーゼ型」

③動作のバランスが悪く、ふらつきが多く見られる「失調型」

④様々な病状が混ざった「混合型」

があります。このタイプの中でも痙直型が最も多いとされています。

【原因】

出産時のトラブル(仮死産など)、出生後の脳炎、髄膜炎

【症状】

運動障害、言語障害など

【治療方法】

完治する治療方法は無い。症状を改善するために、薬物療法、手術、リハビリテーションを行います。

まとめ、感想

先天性疾患は、治療方法がなく、DNAや出産時のトラブル、また胎内にいる時に外相学校終わったら、またタバコやアルコールの摂取、栄養不足などによって引き起こされます。

そして完治することがない疾患が多く、生まれながらにして運動障害や感覚障害、知的障害などを患うパターンが多く見られる傾向です。

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