和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン90「認知症の理解〜クロイツフェルト・ヤコブ病と慢性硬膜下血腫〜」

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。今回も介護福祉士の試験範囲から「認知症の理解」について解説していきたいと思います。

今回解説する内容は様々な認知症の中からクロイツフェルト・ヤコブ病慢性硬膜下血腫についてまとめていきたいと思います。

目次

・クロイツフェルト・ヤコブ病

・慢性硬膜下血腫

・まとめ、感想

クロイツフェルト・ヤコブ病

クロイツフェルト・ヤコブ病はクロイツフェルトとヤコブによって報告された認知症です。急速に進行する認知症として特徴的です。

【特徴】

発症は50〜60歳代に多い初期症状から6〜12ヶ月で死に至り、急速に病状が進行します。

【原因】

プリオンタンパクによるプリオン病の1種と考えられています。牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)の肉を食べたことによって人に感染し、クロイツフェルト・ヤコブ病を発症することもあります。

【症状】

認知障害と運動失調がみられます。筋固縮、運動麻痺、舞踏病様運動、興奮、幻覚等の様々な症状が見られます。

※ 舞踏病様運動とは、不規則に繰り返される不随意運動です。体の一部が突然、予期せず動き、しばしば別の部位に次々と移動していきます。舞踏運動では、顔面、口、体幹、四肢に異常がみられることが典型的です。

【治療方法】

特になし。

慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫は脳を包む3枚の薄い膜のうち、一番外側の硬膜の下に血腫ができる疾患です。脳は外側から順番に、硬膜→くも膜→軟膜の3枚の膜に覆われています。

【特徴】

徐々に進行し、打撲後、1〜3ヶ月位で頭痛や物忘れが見られます。慢性硬膜下血腫が原因の認知症は、治る認知症の代表的疾患です。

【原因】

転倒による頭部の打撲。打撲時には、痛みのほかに症状が見られず、慢性硬膜下血腫の症状はありません。

【症状】

打撲により硬膜の血管が破れてじわじわと出血し、血液の塊ができ、それが脳を圧迫することにより神経細胞に支障をきたします。頭痛、意識障害、記憶力の低下、尿失禁、寝たきりを誘発しやすい。

【治療方法】

簡単な脳手術で血種を取り除くことができます。適切な治療すれば、認知症の症状が改善する可能性が高い。

まとめ、感想

今回まとめた認知症は急速に進行し、死に至るものから認知症になっても適切な治療を行えば治る疾患もあります。このように原因疾患がどのようなものかによって、適切な治療を行えば現場復帰することも考えられます。

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