和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン119「こころとからだのしくみ〜脳と神経〜」

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。今回も介護福祉士の試験範囲からこころとからだのしくみ」について解説していきます。今回、解説していく内容は脳と神経についてまとめていきます。

目次

・脳と神経

・まとめ、感想

脳と神経

脳と神経は、生命の維持やからだの働きを司る中枢です。脳や神経が損傷されると、障害が生じ、介護が必要になります。

【神経】

《中枢神経系》

脊髄と脳からなる。末梢からの刺激を受け、これに対して興奮を起こす中心部

《末梢神経系》

脳脊髄神経と自律神経からなる。神経や興奮を伝道する部分脳脊髄神経は、運動などの動物性機能に関連し、自律神経は呼吸や消化などの植物性機能の調節に関連しています。

【中枢神経】

脳(大脳、間脳、脳幹(中脳、橋、延髄)、小脳)と脊髄からなります。成人の脳の平均重量は約1300g。

≪脳幹(中脳、橋、延髄≫
生命維持の重要な機能を担っています。延髄には多くの脳神経の核があり、呼吸運動、唾液分泌など多くの機能を有している。

《脳幹》

生物として命に関わる部位。特に延髄は、呼吸運動、循環器などに関する中枢があります。

《脳下垂体》

間脳の視床下部についています。自律神経及びホルモン分泌の中枢をなしている

《大脳》

左右の大脳半球がある。感覚・運動の中枢が、決まった部位に配置されています。大脳半球は、学習、思考、記憶、知能などの高次脳機能を担っています。

《小脳》

脳幹の後方にある。障害を受けると運動失調が起こります。

《脊髄》

脊柱管内にあり、直径1cmの白く細長い円柱状になっている。上方は延髄に連なっている。

《海馬》

脳の中で記憶に関係する部位は、大脳辺縁系にあたる海馬です。

≪間脳≫
自律神経中枢、体温中枢、摂食中枢、ホルモン分泌など内部環境を整えます。間脳は、主に視床と視床下部に分かれます。
≪小脳≫
内耳や大脳皮質の運動野と連結している。筋肉、健、関節の神経繊維とつながっていて、からだの平衡感覚の維持や身体各部と協調的な運動を行うことに関係している。

参照画像:goo辞書からだと病気のしくみ図鑑(法研)

まとめ、感想

脳の構造は図を見ながら覚えると覚えやすいと思います。このように人間の体はたくさんの神経から成り立ち、体の構造ができています。

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