和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン120「こころとからだのしくみ〜骨と筋肉〜」

どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。今回も介護福祉士の試験範囲から様々な分野の内容について解説していきます。

今回、解説していく内容は「こころとからだのしくみ」の中から骨と筋肉についてまとめていきたいと思います。

目次

・骨について

・筋肉について

・骨格と関節

・まとめ、感想

骨について

骨は全身に約200個あり、筋肉とともに運動を行い、臓器を保護しています。骨は骨膜に包まれ「骨髄」「骨質」に区別することができます。また、骨の特徴についても説明していきます。

【骨髄】

赤血球、白血球、血小板を作っている。

【骨質】

カルシウムが多く含まれている。寝たきりになると、カルシウムが血液に放出されます。

【骨の作用】

骨には以下の5つの生理作用があります。

① 支持作用②保護作用③運動作用④造血作用⑤電解質の貯蔵作用

【骨の老化】

通常は破壊と再生のバランスが取れているが、加齢に伴ってホルモンバランスが崩れることにより、骨の破壊の亢進再生の抑制などがあります。骨量が減ると骨粗しょう症になる。骨折を伴う骨粗しょう症は介護保険における特定疾病の1つです。

また高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部骨折、脊椎圧迫骨折、上腕骨近位端骨折、橈骨遠位端骨折です。

参照画像:からだのしくみを調べる-医療総合QLife

筋肉について

筋肉は体を動かす運動だけではなく、呼吸や胃腸の消化活動にも働きます。筋肉には以下の3種類があります。

【骨格筋】

自分の意思で自由に動かせる髄意筋。腕や足の筋肉、腹筋、背筋などがある。

【平滑筋】

自分の指で動かしたり止めたりすることができない不随意筋心臓以外の内臓を作っている。

【心筋】

心臓だけになる筋肉。不随意筋である。

参照画像: 出典(http://became.ti-da.net/e3359435.html)

骨格と関節

【関節】

骨と骨をつなぐ連結部分です。関節をまたいで、筋肉が付着している。

【骨格筋】

関節をまたぐ筋肉。骨の表と裏にあり、各々が拮抗的な働きを持っている。

まとめ、感想

これは骨の特徴と筋肉の特徴について解説していきました。どのような働きがあるかをしっかりと把握する必要があります。

また、老化に伴い障害をきたしやすい箇所についても覚えて試験に挑みましょう。

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