和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

介護現場で必須!「人材育成と管理」介護の資格の学校の講師が解説

介護の現場でも必ず必要とされるものが職場研修になります。職務上必要な能力を習得する研修であり、福祉サービス提供組織や介護サービスの現場でも行われるものです。そんな職場研修の種類をまずはお伝えいたします。また、介護現場で上司として活躍するためには上級の介護福祉士や実務者研修の資格が必要となりす。そんな実務者研修の資格の取得は大阪1安い料金で資格の取得ができるカイゴミライズアカデミーまでお問い合わせください。

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職場内と外部の研修

【OJT】

職場内で具体的な仕事を通じて、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを指導教育するものです。主に上司が部下に対して行われる研修になります。

【Off-JT】

職場を離れて、業務の遂行の過程で行う研修のことです。いわゆる外部研修のことです。

【SDS】

職場内外での職員の自主的な自己啓発活動を職場として認知し、時間面や経済面での援助や施設の提供などを行うものです。自己啓発援助制度になります。

スーパービジョン

スーパービジョンとは、熟練した援助者(スーパーバイザー)が経験の浅い未熟な援助者(スーパーバイジー)に対して、3つの機能を提供する過程をいいます。3つの機能は次の機能がいます。

スーパービジョンの3つの機能

【管理機能】

・職場や組織の業務に関する管理的な機能

・人員配置や職場環境の整備、組織改革を行う

・職場の上司としての働きと類似する

【教育的機能】

・実践に必要な組織や技術を教育し、専門職として成長させる機能

・スーパーバイザーの「援助場面に同席させる」「事例を一緒に振り返る」などにより専門職としての成長を促す

【支持的機能】

・スーパーバイジーを心理的、情緒的に支える機能

・受容、共感、傾聴など支持的に関わることでスーパーバイジーが抱える様々な葛藤やストレスなどを軽減させる

・自己覚知を促すことでバーンアウト(燃え尽き症候群)を防ぐ機

このような機能を持って、スーパーバイザーがスーパーバイジーを教育し、働きやすい環境で成長を促すことができます。また、スーパービジョンは5つの形態がありますので紹介していきます。

スーパービジョン5つの形態

【個人・スーパービジョン】

スーパーバイザーとスーパーバイジが1対1で行うもので、最も基本的な形態です。個別的で丁寧な関わりが可能であり、短時間で双方の信頼関係が構築されやすい。しかし、互いに一定の時間を要するため時間が合わないなど、日常的な実施が難しいこともあります。

【グループ・スーパービジョン】

1人のスーパーバイザーが複数のスーパーバイジーに対して行うものです。グループの相互作用を通して、共感や気づきを得ることができ、グループ内で議論や検討することにより、学習効果の高まりが期待できます。しかし、グループで話し合うため個別的ないいにくい事は取り上げられないといったデメリットもあります。また、メンバー間の関係性に影響されやすく、信頼関係を築くのに時間がかかります。

【ピア・スーパービジョン】

ピア(仲間)や同僚同士で実施するものです。スーパーバイザーが不在の場合は代替的におこないます。仲間や同僚同士のため比較的すぐに実施することができます。しかし、スーパーバイザーとスーパーバイジーの2つの役割を担うことになるので、お互いの成長を目的としているという意識付けが難しいとされます

【セルフ・スーパービジョン】

自分自身で行うものです。直面した困難な援助事例などについて自らが客観的に振り返りをおこないます。個人的に行うので他者との時間設定や場所の調整が不要ではありすぐに行うことができるメリットはありますが、自らがスーパーバイザーとスーパーバイジーの両方の役割を担うため高度なスキルが必要となります。

【ライブ・スーパービジョン】

実際の援助を目の前で実施されていることに経験を通して行われるものです。リアルな援助場面から学びを得ることができるため、教育的機能が高まります。ただし、クライエントがいることを前提に行われるので、利用者様に対する支援とスーパーバイジーの指導の同時並行でスーパービジョンを実施するため、スーパーバイザーの高度なスキルが必要です。

介護の現場では他職種との連携も必要

スーパービジョンが援助者同士による機能であることに対して、援助を展開する上で特定の領域に関する知識や技術が必要な際には、自分自身の職場内の関係だけではなく、外部で働いている他職種の専門職から助言や指導を受けること必要もあります。それをコンサルテーションといいます。コンサルテーションは他職種によるものであるためスーパービジョンのような管理的機能は有しません。また、助言を行うものをコンサルタント助言を求める援助者をコンサルティといい両者は対等な立場で話し合いが行われます。また、利用者様の担当者会議でも利用者様を取り巻く専門職同士で意見交換を行う機会がある場合には、その機会を活用し問題解決を行うことを忘れないようにいたしましょう。

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