「介護保険制度改正」大阪介護学校の講師が解説!介福の試験範囲
介護保険制度は、1997年(平成9年)に制定、2000年(平
介護保険制度創設の背景とは
・少子高齢化が進み、65歳以上の人口(老年人口)が増加した
・平均寿命が高まり、
・家族の高齢化や女性の社会進出などによる家族の介護力の低下
介護保険制度の目的
介護保険制度の目的は、介護保険法の第1条(目的)に次の内容で
介護保険法の目的(第1条)
要介護状態になり、介護、機能訓練、看護等を必要とする人が、
介護保険制度の特徴
措置制度から契約制度
過去には、
介護保険制度の改正
介護保険制度は、5年をめどに大きな見直しを図るものとして、
2005年(平成17年)の改正
【改正による方向性】
介護を必要とする高齢者の増加を受け、
【改正内容】
①「要支援1・2」の区分の創設
②介護予防サービスの創設
③地域密着型サービスの創設
④地域支援事業の創設
⑤地域包括支援センターの創設
⑥介護サービス情報の公表制度の創設
2011年(平成23年)の改正
【改正による方向性】
住み慣れた地域で生活を続けることができるように住まい・医療・
【改正内容】
①地域密着型サービスに定期巡回・
②地域支援事業に介護予防・日常生活支援総合事業を創設
2014年(平成26年)の改正
【改正による方向性】
持続的な社会保障制度の確立を目的とした法改正の一環として実施
【改正内容】
①地域支援事業を充実させるために「地域ケア会議」
②前回の改正で創設された介護予防・
2017年(平成29年)の改正
【改正による方向性】
地域包括ケアシステムの深化と推進を主要な目的とされました。
【改正内容】
①介護医療院の創設
②共生型サービスの創設
③ 一部の自己負担割合を2割から3割
2020年(令和2年)の改正
【改正による方向性】
地域共生社会の実現を図るため、各般の措置を講ずる
【改正内容】
①国と地方公共団体に認知症施策を総合的に推進する努力義務
②市町村が地域支援事業を行うにあたって、
③介護保険事業計画などの見直し
ここで問題!
【問題】
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設は、2018年(平成3
【答え】
定期巡回・随時対応型訪問介護看護の創設は、2012年(平成2