大阪介護の資格の学校講師が生活保護について徹底解説!介福対策!
生活保護制度は「生活保護法」に規定されており、日本国憲法第2
生活保護法には次の「4つの基本原理」と「4つの基本原則」
生活保護の4つの基本原理
【国家責任の原理】
国が生活に困窮するすべての国民に対し、
【無差別平等の原理】
すべての国民が法律の定める要件を満たす限り、
【最低生活保障の原理】
法律で保障される最低限度の生活は健康で文化的な生活水準を維持
【保護の補足性の原理】
生活に困窮するものは資産・
生活保護の4つの基本原則
【申請保護の原則】
生活保護の申請は、要保護者、その扶養義務者、
【基準及び程度の原則】
保護は、
【必要即応の原則】
保護は、要保護者の年齢別、性別、健康状態など、
【世帯単位の原則】
保護は、世帯を単位として要否・程度を定められます。
ここで問題!
【問題】
生活保護法における補足性の原理とは、資産・
【答え】
答えは「○」です。保護を受けるものは、
生活保護の扶助と給付方法
生活保護制度で受けることが出来る扶助は8種類あります。
生活保護における扶助の種類と給付方法
【生活扶助】
内容:食事、被服費、光熱水費など日常生活に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
※種類別扶助人員では、生活扶助が最も多い
【教育扶助】
内容:給食費、通学交通費など義務教育に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
【住宅扶助】
内容:家賃、住宅の修理・維持に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
※種類別扶助人員では、住宅扶助は2番目に多い
【出産扶助】
内容:分娩やその後の処置に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
【生業扶助】
内容:就労のための技能習得に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
【葬祭扶助】
内容:遺体の運搬、火葬、埋葬、葬祭に必要な費用の扶助
給付方法:金銭給付
【医療扶助】
内容:診察や投薬、入院や手術などに必要な扶助
給付方法:現物給付
【介護扶助】
内容介護保険法に基づくサービスの提供に必要な扶助
給付方法:現物給付
ここで問題!
【問題】
生活保護制度において、医療扶助は金銭給付が原則である。
【答え】
答えは「×」です。医療扶助は、原則として現物給付です。
生活困窮者自立支援法の概要
生活困窮者自立支援法は、
ここでいう生活困窮者とは、「就労の状況、心身の状況、
生活困窮者自立支援法関連事業の実施主体
生活困窮者自立支援法に基づく事業は「必須事業」「努力義務」「
生活困窮者自立支援法に基づく事業
【必須事業】
①自立相談支援事業
就労の支援などの問題について相談に応じて、必要な情報提供、
②住居確保給付金
離職により住居を失った、
【努力義務】
①就労準備支援事業
一般就労に従事する準備としての基礎能力の形成を、
②家計改善支援事業
生活困窮者に対して、収入や支出などの状況を適切に把握した後、
【任意事業】
① 一時生活支援事業
住居を持たない生活困窮者に対して、一定期間(原則として3ヶ月
②子供の学習・生活支援事業
生活保護受給世帯を含む生活困窮世帯の子供に対する学習支援や居