【カイゴミライズアカデミー】株式会社メドレーに介護の講義を撮影に行ってきました
今回、二日間かけて大阪から東京に行って参りました。
今回お話をいただきました。株式会社メドレー様ありがとうございます。8万人以上の介護従事者の会員が介護について学べる動画の配信をしている会社です。その他医療と介護に特化した求人なども行っており、幅広い分野で活躍する企業です。
今回はそんな株式会社メドレー様とコラボレーション。東京のスタジオに訪問してきました。
そんな介護に力を入れている株式会社メドレー様の概要、今回の講義内容について解説していきたいと思います。
株式会社メドレーとは
もともと株式会社メドレーとは、ジョブメドレーいう日本最大級の医療と介護に特化した求人サイトを運営しており、東京と島根県と大阪を拠点に全国展開を行っている企業です。
今回、そんな株式会社メドレーの一つのサービスである動画研修サービス。そのサービスを提供しているジョブメドレーアカデミーから講義の依頼をいただきました。
この動画研修サービスは、現在、介護従事者が8万以上ご利用しており、特定事業所加算の個別計画時に必要な研修にも役立つ動画の配信も行っています。そんな株式会社メドレーの配信する動画研修サービスは下記のページまで。
【株式会社メドレー動画研修サービス「ジョブメドレーアカデミー」】
今回の撮影に一緒に進めてくださった、ディレクターとカメラマン兼クリエイターと写真撮影。動画編集の事など撮影以外のこともたくさん教えていただきました。
この知識を活かして、カイゴミライズアカデミーの動画資料をより質の高いものにしていきたいと思います。
今回の講義の内容は?
今回は「精神障害/発達障害」と「視覚障害者」についての配慮を講義で解説させていただきました。基本的な技術ではなく、応用的な技術や知識をこの動画では学ぶことができます。
また、現場での事例もたくさん講義に含みましたので、現場で生きる知識をしっかりと取り入れることを意識して講義内容を構成いたしました。それではそのカリキュラムの中身について、次に解説します。
精神障害/発達障害の方への配慮について
【利用者家族の心理】
強度行動障害がある利用者様は、ご家族様からの依頼が多いことが特徴的です。利用者様本人だけではなく、ご家族様の事情も考慮した支援が必要となります。そんな現場で生きる知識をこの動画では解説しました。
【ケース会議の重要性】
支援時の問題において、他の専門職や利用者様、またはご家族様から得られる情報に解決策のヒントになる事は多々あります。様々な資源を活用し、課題の解決をする方法を学んでいただけるようこの講義では解説しています。まずは1人で悩まず、たくさんの専門職や利用者様家族の情報を得て解決することの重要性をこの動画を見れば学ぶことができます。
【医療職との連携】
症状が重症化してきた場合には、支援方法だけではなく、処方される薬の内容についても意識する必要があります。また、効果と副作用が考えられるので、十分に理解して利用者様に服薬介助行う必要があります。
【障がいのあるものへの理解】
障がい者には生活していく上で様々なバリアが存在します。どのようなバリアがあるかを把握することにより、障がい理解を深めていただきます。それにより現場で活躍する介護従事者の意識改革をできるよう思いを込めて講義行っています。
【児童期の関わりへの理解】
児童期の関わり方により、青年期や成人期において強度行動障害を緩和することができる可能性があります。また、利用者様を支える家族様に対して、情報提供をし、相談を受けて、助言することも私たち介護職の責務です。
【集中してもらうための環境作り】
環境要因を工夫することにより、利用者様がストレスを感じることなく集中しやすい環境作りを行うことができます。その人のできることを大切にし、可能性を引き出すことも私たち介護職の責務です。
【視覚支援による支援】
言語だけではなく、視覚化することにより伝えられること、また、利用者様とのコミュニケーションが円滑に行えることもあります。言葉だけではない視覚支援を行うことによりスムーズなコミュニケーションを心がける事ができます。それによりお互いの理解が深まります。
【個別性に応じた関わり】
強度行動障害がある利用者様との関わりでは、多くのコミュニケーションをとれば良いとは限らないケースもあります。一人ひとりの障害特性を理解して個別性を大切にした関わり方が現場では必要です。
【強度行動障害が起こる背景】
自傷行為や他害行為など、強度行動障害が起こる背景は様々です。その背景を理解することにより、利用者様に寄り添った対応ができるようになることを目的に講義を行っています。
【成功事例】
今回は、訪問介護員として、私自身が体験した成功事例を何点かまとめて紹介しています。その中で工夫することの大切さをいくつかの事例を通して学んでいただくことを目的に紹介しています。
視覚障害者への配慮について
【外出支援を行う前の準備】
外出支援前に行う前の準備について解説しています。特に視覚障害者には中途障害者の方が多く、また服薬管理が必要な方もおられます。それらの注意点について解説しています。
【視覚障害者に対する基本的なマナー】
視覚障害者と関わる上で必要となる基本的なマナーの内容を解説しています。マナーの厳守が利用者様に配慮した言動につながることを理解していくいただくことを目的に講義をしました。
【外出時の場面別に起きる配慮】
様々な場面に応じた配慮や工夫により、利用者様、自身でできる事は自分で実施していただき、残存能力を活用した支援を行うことができるようにこの講義では解説しています。
【配慮のある介護者の働きと利用者様への理解】
様々な場面に応じた配慮や工夫より、利用者様、自身でできることは自分で実施いただき、残存能力を活用した支援を行うことができるよう、私たち介護従事者は業務に励まなければなりません。そんな配慮のある介護者の考えや動きをこの講義では解説しました。
【盲導犬ユーザへの配慮】
盲導犬ユーザの場合、障害者本人だけでなく、観察が必要な部分や対応も変わってきます。適切な情報提供や対応が出来るように、この講義では解説しています。また盲導犬についての基本知識も触れています。
【視覚障害者の方に便利なツール】
視覚障害の者の方に役立つ情報提供をすることも介護職としての役割に含まれます。様々なツールを知っておく事は、利用者様への適切な情報支援にもつながります。また、視覚障害者の見え方によっても使用するツールが異なることもこの動画で解説しています。
【代読における配慮】
代読の適切な方法を理解しておかなければ、利用者様とのコミュニケーションに壁ができてしまいます。スムーズに情報提供し、利用者様が自己選択できるような情報の伝わりやすい代読の手順をこの動画では解説しました。
【代筆における配慮】
代筆における利用者様への配慮を学んでいただきます。また、どうしても利用者様が自分で記入しなければならない状況が発生したときの対応方法もこの動画では解説しています。
【言語による情報提供の配慮】
情報を言葉で伝えるときには、どのような配慮と注意点が必要なのか、しっかりと把握することは重要です。ただ伝えるだけではなく、さらに質の高いコミュニケーションができるような知識を含んだ講義となります。
【視覚障害者の重複障害について】
重複障害とは、視覚障害以外にも他の器官に障害がある方を指します。そのような場合には、様々な配慮が必要であり、情報提供や移動支援だけではなく、多様な支援が必要になることを学んでいただきます。
【利用者様(中途障がい者)の心理】
視覚障害者(中途障がい者)の方が障害を受け止め、社会に適応していく心の過程をこの動画では紹介しました。精神的な傾向を理解しておく事は、障害理解につながり、適切な対応に関係します。
【成功事例と失敗事例】
訪問介護員として、自分自身の経験談を成功事例と失敗事例として紹介しました。
成功事例では、視覚障害者とコミュニケーションを行う上で、様々なアイデアを実施して成功した事例をご紹介しました。
失敗事例では、トラブルになりやすいケースをいくつか事例を通して学んでいただきます。これらの事例を通して、実際現場で活躍活躍する皆様の糧になれたら、という思いを込めて講義を行いました。
たくさんのことを学び今後に生かせる機会をいただき感謝します
今回の取り組みで資料作成をするために、改めて介護について勉強し直しました。「発達障害/精神障害」と「視覚障害」のことについては日ごろ講義で行っていますが、さらに質の高い講義を行えそうです。ぜひ、興味のある方はカイゴミライズアカデミーでともに勉強し資格を取得目指しませんか?詳しくは下記のページまで。
【エリア最安値!介護の資格は、カイゴミライズアカデミー】
また、撮影や編集についてもたくさんの勉強させていただきました。容量の良い撮影方法や違和感のない編集方法。そして、何でもかんでも質問する私に回答してくださったクリエイターの方のおかげで少しですが上達できました。カイゴミライズアカデミーの動画作成にも役立ちそうです。
また、カメラに向かってプロデューサーの方の指示のもとに講義をするといった経験も初めてだったのでな不慣れなことも多く、貴重な経験をさせていただきました。楽しかく勉強になった2日間でした。
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