和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

【視覚障害に特化した資格】同行援護のオンライン受講の動画リニューアル

介護の学校「カイゴミライズアカデミー」では、様々な介護の資格を取得することができます。

また、積極的にオンライン受講も進めており、出来る限り在宅で受講していただき、仕事をしながらでも資格を取得できることが最大のメリットです。

今回はそんなオンライン受講で使用する動画をリニューアルいたしましたので、動画の内容と資格取得までの流れを紹介していきます。

同行援護の資格とは?

同行援護のサービスとは、重度の視覚障がい者の外出支援に特化したサービスになります。

また、重度では無いものの、外出が必要な視覚障がい者の方に関しては、移動支援(ガイドヘルパー)を利用し、外出することが可能です。

そんな同行援護のサービスに携わるには「同行援護従業者養成研修」の資格が必要になります。

この研修では視覚障がい者の方への技術支援や配慮を学んでいただくようなカリキュラムを受講していただきます。一般的に想像される介護現場で必要なスキルとはまた違ったものになります。

わが国では、重度の視覚障害者の外出支援に対しては、介護従事者として、一般的な資格である「介護福祉士」「実務者研修」「初任者研修(9ヘルパー2級)」では担当できず、同行援護従業者養成研修のすべてのカリキュラムを終了し、資格を取得したものが同行援護のサービスを担当することが可能となっております。

また、同行援護の資格には「同行援護(一般課程)」と「同行援護(応用課程)」の2つが存在し、同行援護一般課程の資格を取得するとサービスを担当することが可です。同行援護応用課程を取得すると、事業所のサービス提供責任者に就任することが可能となっております。なお、同行援護応用課程の資格は、同行援護一般課程の資格を有するものが受講できます。

資格を取得するまでの流れ

同行援護のサービスを担当するには「同行援護一般課程」の資格が必要となります。

この資格は、合計3日間の講義を通して取得することが可能です。

カイゴミライズアカデミーでは「教室コース(zoomコース)」と「動画視聴コース」が存在します。

今回は、動画視聴コースについて紹介いたします。

動画視聴コースでは、合計3日間のうち、2日間を自分の好きな時間に動画を視聴していただき、その後、感想レポートをいただくことにより出席したとみなされます。

実質1日だけ教室に来ていただき、講義を受けることで資格を取得することが可能となっております。

既に仕事をされている方でも、自分の時間や生活リズムを大切にして資格取得にチャレンジできます。ある受講生さんは「通勤中の電車の中で動画を見ました」といった声もお聞きいたします。

効率的に資格を取得したい方にとってはお勧めのコースになります。そんな同行援護の資格は、下記のページまで。

【同行援護の資格を取得しよう】

授業のカリキュラムについて

先ほどもお伝えしましたが、同行援護の資格は、合計3日間の講義を通して、すべてのカリキュラムが終了となります。

そして、1日目と2日目に関しては動画視聴をすることにより講義に出席することが免除となります。というのも1日目と2日目に関しては座学について学んでいただくので、動画視聴でカリキュラムを終了することが可能となっております。

3日目に関しては技術指導になりますので、実際、教室に来ていただき、現場で必要な知識や技術をお伝えさせていただく形になっております。

そんな1日目と2日目で学ぶカリキュラムについて紹介していきます。

オリエンテーション

このオリエンテーションの中では、資格取得までの流れや必要な物品。または注意事項等について解説していきます。

その中でも質問などもお受けさせていただきますので、安心した上で資格の取得をしていただけます。

≪カリキュラム①同行援護の制度と従業者の業務≫

この講義では、同行援護の制度の歴史や現在に至るまでの動向について解説させていただきます。その中で同行援護の基本となる法律も学んでいただく講義になります。また、障がい者の定義や障がい者手帳の種別などもしっかりとお伝えさせていただき、外出支援時には、様々な割引サービスを適切に受けれるよう指導させていただきます

≪カリキュラム②障害・疾病の理解≫

視覚障がい者の原因疾患は様々です。そんな原因疾患についてここでは解説していきます。

まず視覚障害者の中で圧倒的に多い原因疾患としては「緑内障」「黄斑変性症」「糖尿病性網膜症」こういった病気が主となります。そんな疾患についての基本的な原因や考え方をここでは学んでいただきます。

そして、疾患の種別により、様々な見え方に違いがあります。そういった特徴もお伝えさせていただき、現場では利用者様に適切な配慮が行えるようご指導させていただきます。

≪カリキュラム③情報支援と情報提供≫

視覚障がい者に対するコミニケーション方法は、特殊なものであり、一般的な介護技術とは違ったものになります。

まず目が見えないということは、どのような不自由をきたしているのか?そんな不自由を解消するために、私たち同行援護従事者が存在します。

私たちは利用者様の目になる必要があるということです。そのためには適切に情報を提供し、利用者様がスムーズに情報の選択をできるようにするのが私たちの業務です。

≪カリキュラム④障害者の人権≫

すべての人間に人権というものが保障されています。

また、障がい者に関しては障害者差別解消法や障害者虐待防止法などが適用されます。そういった法律の概要や歴史について学んでいただきます。

また、ここでは実際の介護現場で障がい者の方が対象となった判決事例についても紹介させていただき、このような法律を身近に感じていただく機会を持っています。

≪カリキュラム⑤障害者の心理≫

障害を持って生まれた方や事故や病気によって、人生の途中で障害になられた方。障害者様には様々な背景があります。

利用者様に寄り添ったサービスが提供できるよう、障害者の方が抱える「心の問題」についてここでは学んでいただきます。

≪カリキュラム⑥代筆・代読の基礎知識≫

代筆とは、利用者様の代わりに記入することをいいます。

代読とは、利用者様の代わりに読んでお伝えすることをいいます。

そういった基本的な話から、適切に情報が伝わるような技術をここでは紹介していきます。

目の見えない方の代筆方法に関して、どのように説明すれば記入しやすいのか?

代読も様々な方法を用いることによって、視覚障がい者の方にわかりやすく情報をお伝えすることができます。そういった技術と知識をとしっかりと学んでいただきます。

≪カリキュラム⑦同行援護の基礎知識≫

ここでは3日目の技術指導に入る前に、資料を通して視覚障がい者への関わり方を説明していきます。声かけや移動に対する支援、情報提供や代筆。様々な支援が必要となる同行援護のサービスです。そういった知識を学んでいただき、介護現場で活用できるようにしっかりとお伝えさせていただきます

最後に、、、

今回紹介させていただきました動画では、カイゴミライズアカデミーオリジナルテキストを通して学んでいただく講義になります。また、資料だけではなく、担当する講師が体験した事例も紹介していくことにより、さらに現場をイメージしやすいよう講義を行っています。

また、カリキュラムの詳しい内容については、違う投稿で説明いたします。

ぜひ、介護の資格に興味があるかたはカイゴミライズアカデミーでお会いいたしましょう。

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