【同行援護応用課程】視覚障がい者の方の外出支援に特化した資格
本日、同行援護応用課程の資格取得のカリキュラムが全て完了いたしました。
この資格は、同行援護の資格でも、上級編になり、資格を取得することで同行援護事業所のサービス提供責任者に就任することが可能です。
また、カリキュラムの中には、交通公共機関を利用なければならない講義もありますので、受講生さんとは十分に気をつけて外出の研修を行いました。そして、皆様、すべてのカリキュラムを無事に終了し、資格証を授与させていただきました。
そんな同行援護の講義では、どのような技術指導を学び経験をするのかを今回は解説していきたいと思います。
同行援護で学ぶ技術指導とは?
基本ポジション
まず、視覚障がい者と介護従事者の基本となる立ち位置をここでは学んでいただきます。
我々、同行援護従事者は、必ず視覚障がい者の方の前に位置取りを行い、急に自転車や通行人が出てきたときにぶつからないように対応しなければなりません。
支援中に私たちは原則、後ろに回る事はありません。ここでは支援をするにあたり、そのような重要なポジションについて学んでいただきます。
進んで止まる
視覚障がい者の方は目が見えないので、触覚や聴覚から情報を適切にお伝えしなければなりません。
そんな私たち同行援護従事者は、必ず、視覚障害者の方に声かけを行います。「進む」「止まる」を適切に伝えるということです。これが適切になされてなければ、ぶつかってしまったり、つないでおかなければならない手が離れてしまったりといったトラブルが発生いたします。また伝える際のポイントや注意事項もお伝えいたします。適切な情報支援は、利用者様を安全に誘導し、不安の軽減を行う効果があります。
方向転換を行う
講義では資料をもとに基本を学びます。そこで登場するのが「クロックポジション」という支援方法になります。同行援護の講義では、この方法を使用し、情報提供を行います。
クロックポジションとは、時計の数字に見立てて方向を示す支援方法になります。例えば「3時の方向に向きます」とお伝えし、右に向いてもらうような声かけを行います。
現場では、必ずこのような声かけを行うわけではありませんが、情報支援の基本としてクロックポジションも使用した講義で皆様と一緒に安全に外出での講義を行います。
階段やエレベーターの上り下り
同行援護応用課程の最終日(2日目)では、技術指導をメインとした講義を行います。なおかつ外出し、実際の現場に近づけた講義内容になっております。
受講生さんにはしっかりと気をつけて声かけやペースを守るように講師や助手と共に気をつけて外出します。
この講義では、視覚障がい者と外出する上での技術をしっかりと学んでいただきます。また、受講生さんが視覚障がい者の役を行いますので、目が見えない状態で外出する怖さや不安も身をもって感じていただくことができます。この体験を行うことにより、目が見えない方への声かけや配慮なども学んでいただく機会となります。
そんな同行援護の資格は下記のページで取得することが可能です。
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資格証の授与
すべてのカリキュラムが終了し、資格証を授与させていただきます。今回の受講生さんの皆さんもすごく暖かく、楽しく講義を行うことができました。
資格証をお渡しし、お別れする際にも「寂しくなります」といった声がちらほらと。
たくさんの学校からカイゴミライズアカデミーを選んでいただき、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。
資格の取得、おめでとうございました。
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