令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン19「社会の理解〜保険医療施策関連法〜」
どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。河野つなきです。この投稿では介護士試験範囲の解説を行っていくという取り組みを行っております。今回はその中でも「社会の理解」の中から日本が健康づくりのため行っている施策や対策についてまとめていきたいと思います。
目次
・健康日本21について
・高齢者医療確保法ついて
・日本が行う病気の対策について
・医療法について
・まとめ、感想
健康日本21について
健康日本21 (21世紀における第二次国民健康づくり運動)はライフステージに応じて健やかで心豊かに生活できる活力のある社会の実現を目指すものとされています。2013年(平成25年)から10年間推進されており、主な目標は健康寿命の推進と健康格差の縮小、生活習慣病の発症予防と重症化予防などです。また健康寿命とは、平均寿命のうち健康で活動的に暮らせる期間のことであり、厚生労働省の2016年度調査では、日本人の健康寿命は、男性の健康寿命:72.14歳、女性の健康寿命:74.79歳となっております。
高齢者医療確保法ついて
高齢者医療確保法(高齢者の医療の確保に関する法律)は、40歳以上74歳以下の保険加入者のメタボリックシンドロームに着目した特定健康審査および特定保健指導を行うことが規定されています。一定の条件を満たした場合は、生活習慣改善が指導されます。
※特定健康審査とは、40歳以上の保険加入者を対象に行われ、生活習慣病の発症や重症化を予防することを目的とする健康診断です。
※特定保健指導とは、特定健康審査によって、生活習慣病の発症リスクが発見された場合に行われる発症予防を目的とした保健指導です。
日本が行う病気の対策について
【感染症法】
感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)で、1類から5類と新型インフルエンザ等感染症、指定感染症、新感染症に分類される。
※ 2006年(平成18年)の感染症法の改正で結核予防法は廃止され統合されました。
【難病法】
2014年(平成26年)に難病法(難病の患者に対する医療等に関する法律)は成立しました。
この法律では、難病の定義や医療費助成について定められています。
難病の定義は、発症の機構が明らかではなく、かつ治療方法が確立していない希少な疾病であり、長期にわたって療養を必要するものとされています。
その中でも指定難病とは、医療費助成対象疾病であり2019年(令和元年)には333の疾病が対象となっています。医療費負担は、自己負担が原則2割となっており、所得に応じて自己負担上限額が設定されてます。
医療法について
医療法では病院や診療所、またその他の病院について定められています。病院の名称によってどのような違いがあるかを把握しておく必要があります。
【病院】
医師又は歯科医師が公衆又は特定多数人のために医療、歯科医業を行う場所です。病床が20床以上あるもの病院とします。
【診療所】
診療所は入院させる施設を持たない「無床診療所」、19床未満の患者を入院させるための施設を持つ「有床診療所」があります。
【特定機能病院】
高度医療を提供する能力、高度医療技術の開発及び評価を行う能力、高度の医療に関する研修を行わせる能力がある病院で、病床数が400床以上あり、厚生労働大臣に証明された病院です。
【地域医療支援病院】
救急医療を提供する能力があり、地域の他の医療機関を支援することができること、原則200床以上の病床数を有することと都道府県知事が証明された病院です。
まとめ、感想
日本ではこのような対策が行われ日々、健康を維持することを目的に検査や指導を行うこととされています。また昔流行った結核などは今では予防接種で発症が少ないため脅威に感じる人も少ないと思いますが、1950年には日本人が死亡する病気の原因として一位は結核でした。このように医療の発展ともに日本人の健康寿命は世界一とされています。
さらに健康寿命もしっかりと把握し覚えておくと試験対策では良いかと思います。本日も勉強お疲れ様でした。
タグ:カイゴミライズアカデミー,介護福祉士,健康,医療,日本,病院,社会の理解,難病
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