【フレックスタイム】仕事と生活を両立するための制度
株式会社こうのとりは医療と福祉と教育の分野で活躍する企業です。そんな私たちの会社では「フレックスタイム制度」を導入しています。このフレックスタイムとは、自分自身でスケジュールを設計し、効率よく働いてもらうための制度になります。株式会社こうのとりでは9時から18時が勤務時間として定められていますが、例えば9時から17時まで働き、次の日は9時から19時まで働くなど、その日のスケジュールやプライベートの都合に合わせて出退勤を設定できる制度となっております。この制度は、企業側から指示するものではなく個人が管理するものであり、使用するかどうかは個人の権限としてお任せすることになります。今回はそんなフレックスタイム制度についてご紹介していきます。
フレックスタイム制度の導入目的
この制度を導入した目的として、仕事の都合や従業員自身の個別の事情に合わせて、就業時間を早めたり、遅らせたりするなど、日々の働き方を従業員である本人の裁量により決定し、従業員自らが仕事とプライベートのバランスをとりながら、充実感を持って働けるようにすることが目的です。これにより子供の学校の行事ごとや免許の更新、趣味や余暇活動の時間に合わせて勤務することができ「心の健康管理」を行うことにより、質の高い仕事と従業員の仕事への定着率アップが可能となります。
また、従業員一人ひとりの効率的な労働時間の設定が可能になることにより、所定外労働時間の削減にもつなげていきます。
管理するためのシステム
このフレックスタイム制度の対象者は正社員であり、各個人が自分たちで入力しなければならない出勤簿の管理台帳にて管理を行っておりますのでその都度、自分が今月何時間働き、何時間残業しているかが一目でわかるシステムを導入しています。
また、この制度は個人の判断の裁量といっても、仕事の都合もありますので、各部署の管理者等に了承を得て使用できる制度となっております。この制度に関してはまだまだ導入している企業が少なく、各企業によりそれぞれのルールがありますので、今回は1つの事例として株式会社こうのとりの制度を紹介いたしました。
その他にも、「使用できる時間の清算期間」や「フレキシブルタイム」「時間の管理単位」などもしっかりと定めて運用しておくことが大事です。この制度を運用し、ライフワークバランスの両立を目的に行ってきます。詳しくは講義でも質疑応答の時間がありますので質問をいただければと思います。
そんな介護の学校「カイゴミライズアカデミー」の詳細は下記のページまで。
≪カイゴミライズアカデミー公式HP≫
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