和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

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行動援護・同行援護・全身性ガイドヘルパーの違いとは?

まず、介護のサービスといっても大きく2つに分けることができます。それは高齢者と障害者の福祉分野になります。今回解説する資格は、障害福祉に特化した資格といえます。そして、すべての資格が外出支援に特化したサービスです。ただし、サービスを利用できる対象者や資格要件等が変わりますので、自分が活躍したいフィールドを前提に資格の取得を検討する必要があります。

それでは、そんな資格の種別やサービス内容について解説をしていきます。

行動援護

サービスが利用できる対象者

行動援護とは、重度の知的または精神障害をお持ちの方が外出する際に必要な支援を受けるためのサービスです。主に多い障害名は「自閉スペクトラム症」であり利用者様それぞれの能力によりますが円滑にコミュニケーションが取れない方が多く、そういった方の非言語コミュニケーションを感じ取りながら、苦手な状況を避けながら余暇活動や社会参加を目的に外出支援するサービスです。外出支援なので、常に慣れた場所ではなく、環境が変わりアクシデントが起こりやすいのもこのサービスの特徴です。

例えば、聴覚が敏感な方に対して公園で遊ぶ子供の声が気になることもありますし、街中でクラクションがなり、そのことに反応する方もいらっしゃいます。

また、視覚に敏感な方に関しては、視覚的に入る食べ物や匂いに反応する方もいらっしゃいます。

そういったことを想定して、私たちが配慮持って支援をすることにより、楽しく外出していただくことがこのサービスのやりがいと感じています

資格の取得について

3日間で取得できる学校が多く、朝に来校し、夕方または夜にかけて講義を進めていく場合が多い傾向にあります。これらのカリキュラムは行政で決められており、都道府県が管轄地域となっており、多少の違いはございますが、ほとんどが同じ内容で運営されております。

カイゴミライズアカデミーでは、オンライン講義を積極的に取り入れ、1日目はこちらから配信する動画をご視聴していただき、2日目と3日目は在宅や職場にてオンライン(ZOOM)を通して、リアルタイムで受講していただくことにより資格取得に係る負担の軽減を行っております。家庭で忙しい方や既に仕事をなされて、時間の取れない方でも極力、出席しやすいようにとに考えているのが当校の魅力の1つです。そんな行動援護の資格は、下記のページまで。

https://kounotori.biz/lesson05/

同行援護

サービスが利用できる対象者

中度から重度にあたる視覚障がい者の方が利用できるサービスです。市町村での判断にもよりますが、軽度の方に関しては、移動支援(ガイドヘルプ)に含まれる傾向にあります。

サービス内容としては、移動に伴う介助。また、外出先で適切な選択肢を提示し、本人様が選択できるようにする代読(代わりに読む)や情報提供。また、病院や行政機関等様々な場面での代筆(代わりに書く)が主な支援になります。

こういったことから、ただ単に情報提供するではなるのではなく、目の見えない方が安心して外出できるよう、専門的な知識と技術を学んだ有資格者がサービスに携わることができます。

資格の取得について

資格には2種類あり「同行援護一般課程」と「同行援護応用課程」が存在します。

同行援護一般課程は、同行援護のサービスを担当する介護従事者に必要な資格です。この資格を取得するには、行政が定めたカリキュラムを全て取得する必要があります。カイゴミライズアカデミーでは、合計4日間の講義を受けていただく必要があります。

同行援護応用課程は、同行援護のサービスを提供する事業所のサービス提供責任者に就任するために必要な資格です。カイゴミライズアカデミーでは、1日の講義を受けていただく必要があります。

そんな同行援護の資格は、下記のページまで。

https://kounotori.biz/lesson03/

全身性ガイドヘルパー

サービスが利用できる対象者

このサービスを利用することができる対象者は、身体障害者手帳を持つ障がい者の方が対象となります。

また、全障害種別(身体障害・知的障害・精神障害)の方が対象であり、利用する方が住所の有する市町村窓口(障害に関わる担当窓口)に申請し、サービス利用が適切だと行政が判断した場合に利用できます。

またこのサービスは外出支援に特化したサービスであり、社会参加や余活動を目的としています。そのことから障害をお持ちの方がお休みである土日祝などの休日にサービスの依頼が殺到することの多い傾向にあります。

また、報酬や資格要件等は市町村に応じて違いがあり、自分が活躍することを前提とした市町村の資格要件などを事前に確認しておく必要があります。

資格の取得について

移動支援(ガイドヘルプ)は、地域支援事業であり、市町村が独自のルールを定め運営するサービスとなります。そのこともあり、報酬や資格要件にも各市町村のルールがあり、違いが見られるのが特徴です。

資格要件に関して、事例になりますが、例えば私が住んでいる大阪府和泉市の場合ですと実務者研修や初任者研修(旧:ヘルパー2級)の資格を取得していれば、全障害種別に対してガイドヘルパーとして活躍することが可能です

しかし、隣接している大阪府岸和田市の場合ですと、身体障がい者のガイドヘルパーを行う場合には「全身性ガイドヘルパー」といった資格も必要になってきます。このように資格要件が違うことから、複雑かつ地域に応じた対応が必要になるということです。資格要件がないのにもかかわらず、サービス提供してしまっていた?では、せっかくサービスを提供していたとしても、介護報酬の返金対象になるリスクも考えられますので、ご注意してください。

そんな身体障がい者に特化したガイドヘルパーの資格は下記のページまで。

https://kounotori.biz/lesson02/

自分の活躍したい現場を前提に資格を取得しよう

介護の資格を取得するという事はそのサービスを担当することが可能となります。そういったことから就職にも有利な資格が多数存在いたします。今回の投稿を見ていただき、自分自身が興味のあるサービスに関連した資格を取得していく事は、キャリアアップにもつながりますのでお勧めいたします。

カイゴミライズアカデミーでは様々な介護の資格が取得できます。そんな介護の資格の詳細は下記のページまで。

https://kounotori.biz

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