令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!レッスン6「社会の理解〜社会保障(前半)〜」
どうも。カイゴミライズアカデミーで講師を務めます。
≪令和4年度介護福祉士国家試験を介護福祉士が解説をします!
それでは本日もどうぞよろしくお願いします。
目次
・社会保障制度の誕生について
・日本の社会保障制度について
・社会福祉の概念について
・福祉三法と福祉六法について
・社会福祉法について
・社会福祉法人制度改革について
・まとめ、感想
社会保障制度の誕生について
社会保障制度とは、イギリスで誕生した制度です。
日本の社会保障制度について
日本の社会保障制度は「社会保険」と「社会扶助」
社会保険と社会扶助の内容は以下の通りです。
【社会保険】
年金保険、医療保険、介護保険、雇用保険、労災車災害補償保険
【社会扶助】
公的扶助、社会手当、
また社会保険は公的機関が保険者となり、 保険料を財源として保険給付を行う仕組みです。 保険給付には介護サービスのような現物給付と年金のような現金給 付があります。
社会福祉の概念について
日本国憲法25条第2項の生存権に関する規定で初めて法令用語と
福祉三法と福祉六法について
「福祉三法」は昭和20年代に成立しました。昭和30年代には後に三
【福祉六法】
1947年(昭和22年):児童福祉法
1949年(昭和24年):身体障害者福祉法
1950年(昭和25年):生活保護法
※上記の3つが福祉三法と言われています。
1960年(昭和35年):知的障害者福祉法
1963年(昭和38年):老人福祉法
1964年(昭和39年):母子及び父子並びに寡婦福祉法
※上記の3つが加わり福祉六法となりました。
社会福祉法について
社会福祉とは昭和20年代の救貧的な社会福祉事業の段階を得て、
※1951年(昭和26年)に制定された社会福祉事業
【社会福祉法の目的】
社会福祉法の目的は第1条に掲げられており、「生活保護法」「
第3条では「福祉サービスの基本的理念」として「個人の尊厳」
第4条では「地域福祉の推進」、第6条では「
社会福祉法人制度改革について
考慮する観点から事業運営の透明性の向上などの改革を進めるため
まとめ、感想
今回のまとめた制度に関しては、
①知的障害者福祉法は、もともと精神薄弱者福祉法である。
②母子及び父子並びに寡婦福祉法、もともと母子福祉法である。
コチラの名称も時代とともに変更になっていますので出題されるかどうかはわかりませんが、頭の片隅にでも置いていただければと思います。
この範囲については出題傾向が高くなっておりますので難しい範囲
最後福祉士の試験合格を目指して日々、頑張っていきましょう。
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