和泉市 実務者研修 カイゴミライズアカデミー

大阪の介護養成学校の講師が説明する。介護福祉士国家試験の概要

2022年度(第35回)介護福祉士国家試験の試験日まで3ヶ月の期間を切りました。この国家試験は年に1回しか実施されない試験であり、今回は2023年1月29日(日曜日)に筆記試験が行われる予定になっています。受験申し込み受付期間は既に終了しており、受験する場合には公益財団法人社会福祉振興・試験センターに受験の手引き」を請求し、それに従って受験申し込みを行います。また、各種必要書類を提出する必要があります。今後、受験を申し込みされる方のために下記にページを案内しますね。

【公益財団法人社会福祉振興・試験センター】

それではそんな介護福祉士試験についてこの投稿では詳しく解説していきたいと思います。

国家試験を受験するための要件

介護福祉士になるためには2つの要件があります。1つ目は実際の介護現場で経験を積み、一定以上の実務経験を満たす者が要件に該当します。2つ目は厚生労働大臣の指定する養成施設で決められた科目を習得し、無事に卒業することで要件を満たすと該当されます。

それでは「実務経験の要件」「養成施設の要件」について説明します。

【実務経験の要件】

実際の介護現場に3年以上従事し、かつ540日以上勤務しなければならないことが要件となっています。この540日は日にちで計算されるので、その日に1時間でも8時間働いても1日は1日という計算になります。なおかつ実務者研修を修了した者が要件となります。※「介護職員基礎研修」と「喀痰吸引等研修(第3号研修を除く)」の両方を終了している場合は、実務者研修の修了者と同様とされ資格要件を満たしたこととされます。なお実務者研修は無資格の方でも取得することが可能です。

そんな実務者研修の資格が大阪一安い料金で取得することができるページは下記のページまで。

【大阪一安い介護関連の資格はカイゴミライズアカデミー】

【養成施設の要件】

高等学校または中等教育学校、特例高等学校において、福祉に関する所定の科目及び単位を収めて卒業したものが資格要件を満たしたとされ受験することができます。ということは福祉系高校の卒業をし、所定の単位数を納め無事に卒業した者が資格要件になるということです。

国家試験の要件である実務者研修を取得するメリット

この試験には筆記試験と実技試験が存在します。ただし「実務経験の要件」で国家試験に挑まれる方は、実務者研修の資格を取得していることが必須です。国家試験は実務者研修の資格を持っている者には実技試験は免除なります。という事は筆記試験を合格した時点で国家資格を取得できることとなります。

「養成施設の要件」で国家試験に挑戦される方は筆記試験と実技試験を受けなければならないとされています。ただし、介護技術講習を修了することにより実技試験が免除になりますのでこの講習を受けることをお勧めいたします。

国家試験の受付に必要な物

国家試験には受付が必要で、まずは公益財団法人社会福祉振興・試験センターに「受験の手引き」を請求し、申し込みを行う必要があります。

続いて実務経験による受験をする方は、今勤めている事業所や過去に勤めていた事業所に「実務経験証明書(3年以上)」を作成してもらう必要があります。その中で出勤日数が540日以上という要件も忘れず確認しておく必要があります。

そして、実務経験による受験でもう一つ必要なものが、実務者研修の資格」が必要になります。これは取得している方に関しては資格証のコピーを提出します。しかし、申し込み期間においてまだ実務者研修の資格を終了していない方は、実務者研修の資格を取得する介護養成学校に実務者研修修了見込み証明書」を発行してもらい、その書類を添えて申し込みを行う必要があります。

最後に必要なのが受験料の「18,380円」も必要になりますのでご準備していただく必要があります。

介護福祉士国家試験の問題数や試験範囲

試験は、午前と午後に分かれています。それぞれ110分ずつあり合計220分の試験時間が定められています。出題形式は個々の選択肢の中から1つを選びマークシートに記入するといった方法が基本とされています。

問題数は午前と午後で合計125問が出題されます。

125問の問題は13科目が存在します。

「人間の尊厳と自立(2問)」「人間関係とコミニケーション(2問」」「社会の理解(12問)」「介護の基本(10問)」「コミュニケーション技術(8問)」「生活支援技術(26問)」「介護過程(8問)」「発達と老化の理解(8問)」「認知症の理解(10問)」「障害の理解(10問)」を「こころとからだの仕組み(12問)」「医療的ケア(5問)」「総合問題(12問)」

以上の13カリキュラムで、125問あり1つの問題を正解すると、1点として加算されます。

合格基準と合格率

まず筆記試験の合格要件としては2つの要件が存在します。

1つ目は、次の11科目(①人間の尊厳と自立・介護の基本②人間関係とコミニケーション・コミニケーション技術③社会の理解④生活支援技術⑤介護過程⑥発達と老化の理解⑦認知症の理解⑧障害の理解⑨こころとからだのしくみ⑩医療的ケア⑪総合問題)それぞれの科目1つに対して1点以上取ることが合格の要件となります。

2つ目は問題の総得点の60%程度を基準とした、合格点以上を満たしたものが要件となります。この合格点は毎年変わり問題難易度により、その点数が補正されます。

合格率5年さかのぼると「2017年度70.8%」「2018年度73.8%」「2019年度69.9%」「2020年度71%」「2021年度72.3%」となっています。合格者数はここ5年間の数字を見ると1年に58,745人〜69,736人が介護福祉士の資格を受験し合格している人数になります。

国家試験の勉強は今からでも間に合います

国家試験の勉強方法は、「介護福祉士の参考書で勉強する」「過去問をひたすら勉強する」「予想問題集で対策をする」など様々な勉強方法があります。時間に余裕のある方はすべての方法を取り入れて勉強する事が、合格率を高めるために必要ですし、私自身もその方法をお勧めいたします。よく介護福祉士をこれから挑戦する受講生さんに質問される言葉は「何から勉強していいの?」と言う言葉です。時間がない、そして、何から手をつけたらいいのかわからないという方には、ぜひ、カイゴミライズアカデミーで開講される介護福祉士受験直前対策集中講座」を受講されてみてはいかがでしょうか?なんと去年のこのコースを受けた受講生さんの合格率は100%す。このコースは日中現場で活躍されている方でも受験しやすいように夜間に行われる集中講座になります。週2回勉強するだけで国家試験の合格率がぐんと高くなります。今からでもまだ間に合います。詳細は下記のページを参考にしてください。

【介護福祉士受験直前対策集中講座】

« 前のページに戻る